難治性円形脱毛症

円形脱毛症は直径が10円玉くらいの大きさから、広範囲における脱毛症まで様々なものがあります。また、一度生えてきた所が抜け、移動性を伴う脱毛症もあります。医療現場でも、明確な治療法の確立が難しく、ステロイド剤による治療、ホルモンに関与する治療、ビタミン剤の注射などが一般的に行われています。

鍼灸治療においては、局部的な治療ではなく、全身の治療と特殊な鍼を用いて治療を行います。

原因は不明な点が多く、炎症性によるもの、自己免疫疾患、ホルモンに関与するものが上げられます。

鍼灸治療では、頭に特殊な鍼で刺激し、そして脱毛の進行度合いで経穴を選び、その後、全身の治療を鍼と灸を使って施術を行っていきます。個人差がございますが、小さな円形脱毛症は治るのが早く、広範囲になると治療期間は長くなります。

治療は週に1回。ご来院後、自宅でのケアを3日に1回お願いしております。(患者さんの金銭的負担を軽減するために、自宅で行えるお灸のケアの指導を行い、治療効果をあげていきます)

※ 当院での治療は独自に研究・検討を行い、治療法を開発しました。それは、患者さんのご協力があっての成果です。心から感謝しております。

※現在、論文発表の準備段階のため、経穴や治療法などは公開していません。